「春になったから、クリーニングから戻ってきたダウンをそのままクローゼットへ」 「場所を取るから、圧縮袋に入れて小さく収納」
もしこれらをやっているなら、次の冬、あなたのダウンはカビだらけになっているか、ペチャンコになって戻らなくなっているかもしれません。
高級ダウンは「着ている時」よりも「しまっている時(オフシーズン)」の方が、劣化のリスクが高いのです。 この記事では、絶対にやってはいけない「3つの保管NG行動」と、プロが教える「正しい保管ルール」を解説します。
NGその1:クリーニングの「ビニール袋」をかけっぱなしにする

これがワースト1位の失敗です。 クリーニング店から戻ってきたときにかかっている透明なビニール袋。あれは「ホコリ除け」ではなく、あくまで「持ち帰り用のカバー」です。
■ なぜダメなのか? ビニール袋は通気性がゼロです。 日本の夏は高温多湿。クローゼットの中の湿気がビニール袋の中に閉じ込められ、「蒸し風呂」状態になります。 その結果、ダウンの内側で強烈な「カビ」が発生し、変色の原因になります。
【正解は?】 持ち帰ったらすぐにビニールを破って捨て、「不織布(ふしょくふ)カバー」にかけ替えましょう。 不織布ならホコリを防ぎつつ、湿気は逃がしてくれます。 (※高級クリーニング店なら、最初から不織布カバーで返してくれるところもあります)
NGその2:「針金ハンガー」で吊るしている

クリーニング店でもらった黒いプラスチックのハンガーや、細い針金ハンガーを使っていませんか? モンクレールのような重厚なダウンを細いハンガーにかけると、重さが一点に集中し、肩の形が崩れたり、生地が伸びたりします。
【正解は?】 肩先に厚みのある「しっかりした木製ハンガー」や、ダウン専用のハンガーを使いましょう。 「ジャケットの重さを面で支える」ことが、型崩れ防止の鉄則です。
NGその3:スペース節約のための「圧縮袋」
布団と同じ感覚で、ダウンジャケットを掃除機で吸ってペチャンコにする圧縮袋。 これはダウンの「羽(フェザー)」をバキバキに折り、復元不可能なダメージを与えます。
一度折れた羽毛は、袋から出しても二度と膨らみません。 保温力が失われ、ただの「シワシワのナイロン」になってしまいます。絶対にやめましょう。
クローゼットが狭いなら「保管サービス」が最強
「正しい保管方法は分かったけど、クローゼットにそんな余裕はない!」 「湿気の管理なんて自信がない…」
そんな方におすすめなのが、「保管付きクリーニング」です。
高級ダウンを得意とする宅配クリーニング店では、洗ったあと、空調の効いた専用ルームで最大9ヶ月~12ヶ月ほど預かってくれるサービスがあります。
- カビ・虫食いの心配ゼロ(24時間空調管理)
- クローゼットがスッキリする(冬まで手ぶら)
- プロの管理で安心
家の狭いクローゼットにギュウギュウに詰め込むくらいなら、次の冬までプロに預けてしまうのが、実は一番賢いダウンの守り方です。
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